中古一戸建て住宅
抵当権が付いている中古住宅の売買について
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ここでは、中古住宅を購入する場合に、その中古住宅に抵当権が付いている場合について見て行きたいと思います。
抵当権が付いている中古住宅の売買について
中古住宅を購入する場合には、抵当権についても注意しておく必要があります。
これは、抵当権が付いている住宅については、抵当権が付いた状態では、住宅や土地の売買を行なう事ができないからです。
購入しようと思っている中古住宅に、抵当権が付いているかどうかを知る方法は、その中古住宅の登記簿を確認しに行けば確認する事ができます。
ほとんどの人が、住宅を購入する場合には、住宅ローンを利用すると思います。
この住宅ローンを利用して住宅を購入する場合には、住宅ローンのお金を貸し出した金融機関によって、住宅と土地に抵当権がつけられています。
このように、住宅に抵当権が付いている場合には、住宅の売買を行なう事ができませんので、住宅の売買を行なうまでに、売り主は、住宅ローンの残りの返済額を全て返済しておく必要があります。
このように見ると、築10年などの住宅を売りに出す場合には、まだ、住宅ローンが数千万円などの金額が残っている可能性が高いので、実際には、住宅を売りに出すのは難しいように思われるかもしれませんね。
確かに、住宅を販売する前に、残りの住宅ローンを完済する余裕のある人はほとんどいないと思います。
この為、一般的に住宅を販売する時の抵当権を抹消する方法として、住宅の売買代金の決済を行なう日に住宅ローンを貸し出した金融業者も同席させて、売り主は、買い主が支払った金額の中から、住宅ローンの残りの金額を完済させる事になります。
この時に、金融業者は、抵当権の設定を抹消する為の書類を渡す事により、抵当権の抹消が行なえるようになっています。
【ポイント】 中古住宅に抵当権は付いているのが当たり前と考えましょう。 |
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2009年01月30日 08:00