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登記簿(登記事項証明書)の内容


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ここでは、登記簿(登記事項証明書)には、どのような内容が記載されているのかについて説明しています。


登記簿(登記事項証明書)の内容


ここでは、登記簿(登記事項証明書)に、どのような情報が載っているのかを説明しています。特に中古の一戸建て住宅やマンションを購入する場合には、購入前に、一戸建て住宅やマンションの現状を把握する為に、登記簿(登記事項証明書)は、確認しておくようにしましょう。




登記簿(登記事項証明書)の構成


登記簿(登記事項証明書)は、
 ・表題部
 ・権利部

の2つの部分によって構成されています。


さらに、「権利部」に関しては、
 ・甲区
 ・乙区

の2つに分類されています。



表題部については、不動産の概要が掲載されています。
また、権利部甲区は、所有権についての情報が記載されており、乙区には、所有権以外の権利が記載されています。


実際に、どのような内容の情報が記載されているかについては、
下記で詳しく見ていきたいと思います。



登記簿(登記事項証明書)の表題部の内容


登記簿(登記事項証明書)の表題部の内容には、不動産の概要についての情報が記載されています。

なお、余談ですが、登記簿(登記事項証明書)の表題部については、
 ・新築の場合
 ・滅失の場合
があった場合には、1ヶ月以内に表頭部の部分の申請が義務づけられています。


では、実際に、登記簿(登記事項証明書)の表題部に、どのような内容が記載されているのかを確認して行きたいと思います。
登記簿(登記事項証明書)の表題部は、
 ・土地
 ・建物
の場合によって、記載されている内容に違いがあります。



【土地の場合の表頭部の記載内容】

土地の場合の表頭部の記載内容は、下記のような
 ・所在
 ・地番
 ・地目
 ・地積
 ・地図番号
 ・登記の原因
 ・日付

になっています。


・所在
所在では、行政区画を基準として土地が存在する場所を記載しています。


・地番
番地とは、登記所によって定められた番号が記載されています。
基本的に、土地の一筆ごとの番号が記載されている為に、住所を表示している番号とは違います。


・地目
地目とは、土地の利用状況が記載されています。
例えば、宅地、畑、山林などのように記載されています。
この地目の内容は、実際に利用されている土地の利用状況と違う場合もあります。


・地積
地籍では、一筆での土地の面積が記載されています。


・地図番号
不動産登記法第17条によって、地図が備えられている土地の場合には、その地図に記されている番号が記載されています。
この為、不動産登記法第17条によって、地図が備えられている土地で無い場合には、この地図番号は記載されていません。


・登記の原因
登記の原因では、登記された時の理由が記載されています。


・日付
日付は、登記された日付が記載されています。



【建物の場合の表頭部の記載内容】

建物の場合の表頭部の記載内容は、
 ・所在
 ・家屋番号
 ・種類
 ・構造
 ・床面積
 ・地図番号
 ・登記の原因
 ・日付

が記載されています。


・所在
所在には、住宅の敷地の地番が記載されています。


・家屋番号
家屋番号には、住宅の敷地の地番が記載されています。
もしも、同じ土地に複数の建物がある場合には、枝番を付けて記載される事になります。



・種類
種類とは建物の使用用途が記載されています。
例えば、居宅、共同住宅、店舗、事務所などのように記載されます。



・構造
構造は、建物の
 ・階数
 ・主たる部分の構成材料
 ・屋根の種類
などについての情報が記載されています。


・床面積
床面積は、建物の面積が記載されています。
一戸建て住宅の場合には、壁の中心線から囲まれた面積になり、
マンションなどの場合には、内法面積になります。


・地図番号
不動産登記法第17条によって、地図が備えられている土地の場合には、その地図に記されている番号が記載されています。
この為、不動産登記法第17条によって、地図が備えられている土地で無い場合には、この地図番号は記載されていません。


・登記の原因
登記の原因では、登記された時の理由が記載されています。


・日付
日付は、登記された日付が記載されています。





登記簿(登記事項証明書)の権利部の内容


登記簿(登記事項証明書)の権利部の内容は、名前のとおり、権利に関連する内容が記載されていますので、
 ・所有権
 ・抵当権
 ・地上権
 ・賃借権
 ・地役権
 ・質権
 ・先取特権

などのような情報を確認する事ができます。


また、登記簿(登記事項証明書)の権利部の内容については、
 ・甲区
 ・乙区

の2つに分類されていますので、「甲区」、「乙区」のそれぞれについて見て行きたいと思います。




権利部の「甲区」、「乙区」の記載内容は、その不動産の所有権についての
 ・順位番号
 ・登記目的
 ・受付年月日
 ・原因
 ・権利、その他の事項

などが記載されています。



・順位番号
順位番号には、所有権の順位の番号が記載されています。


・登記目的
登記目的には登記された内容である
 ・所有権移転
 ・所有権保存
などの情報が記載されています。


・受付年月日
受付年月日には、所有権の登記を受け付けた日付が記載されています。


・原因
原因には、売買などのように、所有権が変わった時の理由が記載さてています。


・権利、その他の事項
権利、その他の事項には、所有権者の情報などが記載されています。




【権利部の「甲区」の記載内容】

甲区では、実際の建物や土地などの所有権に関する情報が記載されています。
この為、まずは、この「甲区」を確認する事で、誰が不動産を所有しているかを確認する事ができます。


この為、不動産業者が不動産の販売を行なっていたとしても、登記簿の所有者が不動産業者になっていない場合には、法的な所有権は、不動産業者に移っていないので注意する必要があります。


もしも、順位番号のところに、番号が記載されている場合には、「仮登記」が行なわれている事になります。「仮登記」とは、「本登記」を行なう時の登記を行なえる順番を確保する為になされる登記です。
この為、もしも、仮登記がなされている不動産を購入する場合には、必ず、「仮登記」を抹消してもらう必要がでてきます。




【権利部の「乙区」の記載内容】

権利部の「乙区」の記載内容には、不動産を所有している人の所有権以外の権利についての情報が記載される事になります。
具体的には、
 ・抵当権
 ・地上権
 ・賃借権
 ・地役権
 ・質権
 ・先取特権

などの情報を確認する事ができます。


上記のような権利は、所有権に対して、何らかの制約を与える権利です。
この為、不動産を購入する場合には、「乙区」に何らかの権利が無いかを確認しておく必要があります。


もしも、「乙区」に何らかの権利が設定されていた場合には、所有権を得たことが出来たとしても、自分では、その土地を利用出来ないという事もありえるので、登記簿の「乙区」は、必ず確認しておく必要があります。









【ポイント】

不動産の購入を行なう前には、その不動産の現状を把握して置く必要があります。
特に、購入しようと思っている不動産の権利については、確認を行い、不動産の売買契約を行なう前に確認して、「仮登記」や「抵当権」などの権利については、抹消してもらえるように、不動産の売買契約書にも記載するようにしましょう。







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2008年07月21日 07:00